オウムとの出会い

2018.07.07 Saturday 01:08
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    1990年ごろ22歳、バンドの後輩ベーシストが私の部屋にやって来た。
    「おもしろいもの、もらって来ましたよ!
    白い服着た集団が路上でなんか喋ってて、コレくれました。
    超能力者になれるんですって!」

    おおっ!遂に超能力開発が庶民にもやってきたか!
    と、早速その本を読ませてもらった。
    2冊。
    1冊は小説風で仏教の教えやヨガが超能力開発の肝であることをダラダラグダグダと文才なく書いてあった。
    もう1冊は漫画。
    やたら美化された教祖と側近たちが
    ノストラダムスの予言(1999年の地球滅亡)を阻止しようとダイナミックに話し合ってる内容。
    オウムのおかげで地球滅亡が遅くなってるらしい。
    それにしても絵が下手。笑ってしまった。

    パンフレットにはイラスト入りで分かりやすく超能力開発ヨガ道場への入門の仕方が説明してあった。

    「うーん、、」
    私はその時はもう、
    神様とか宇宙人とか幽霊とか超能力とかは
    実は存在しないことに感づいてしまっていたので
    ちょっと惹かれながらも、入門はしなかった。

    でもね。今でも思う。
    本を書いたやつの文章力がもっとあったら、
    漫画描いたやつがもっとうまかったら
    きっと道場の門を叩いてたかもしれない。

    とにかく「アホなやつら」だと思った。

    なんだか後で高学歴の若者がこぞって、とか吹聴してたけど、
    実際は賢い奴らは「このアホグループなら上に行けるな。」なんて考えて入った少数派、
    他は殆ど「普通」の迷信とか超能力とかを信じる人たちだったみたい。

    その「普通」がマジョリティだもんね、人口は圧倒的に多い。

    それに私は賢いばかりではなく
    バンドに麻雀にバイトにと忙しくてヨガに割ける時間がなかったしね。

    いやぁでも、何かが少しズレただけで「私もオウム」なんてことになってたかも?
    人生の選択は時に慎重に。クワバラクワバラ。
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